🥋 楊式太極拳 康寧九勢 — 第1式・第2式

傅清泉(ジェームズ・フー)先生 / 日本語解説付き

康寧九勢 傅清泉先生

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「太極拳は『虚実』や『陰陽』を分けるものですが、その前段階が無極(むきょく)です。自然体で立っているこの姿勢こそが無極であり、ここから動作と呼吸を合わせていきます」
第1式:無極開合(むきょくかいごう)

この型の始まり(起勢)です。「導引(体を動かすこと)」と「吐納(呼吸法)」を組み合わせ、上半身の運動を促進します。

第1組 両腕を肩の高さまで前に上げながら息を吸い、 手のひらで下を押さえるように下ろしながら息を吐きます
第2組 両手を体の両側から肩の高さまで引き上げながら息を吸い、 手のひらを向かい合わせながら両腕を体の正面へ閉じていき(合)、息を吐きます
第3・4組 体の前で腕を広げて息を吸い(開)、 腕を閉じて息を吐く(合)。この動きを2回繰り返します。
第5組 前腕を回して手のひらを下に向け息を吸い、 手首を少し上げながら再び下ろして息を吐きます
第2式:白鶴亮翅(はっかくりょうし)

体を上下に引き伸ばす(引っ張り合う)ことで肺の呼吸を促し、心肺機能を高めます。

基本の動き 両腕を体の両側から下ろし、膝を曲げて沈み込みながら(下蹲)、 体の前でボールを抱くように両腕を合わせます。
右側の動き 体を右側に回しながら上体を起こして息を吸います。 右手を上(手のひらは外向き)、左手を下にし、 白鶴が羽を広げるように上下に大きく開きます。そして息を吐きます
左側の動き 再び体を沈めて両腕を合わせ、体を左側に回しながら息を吸い、 左手を上、右手を下へと広げます。
★ 傅先生からの重要なポイント
  1. 動作を行うときは、必ず「鼻から吸って、口から吐く」を意識してください。
  2. 横から見たときに、お尻を後ろに突き出さないこと。お腹を引き締め、お尻を中に入れ込むようにして、上体をまっすぐ保ちます。
  3. 両手を合わせるとき、「体を回す側の手が下」になります(右に回すときは右手が下、左に回すときは左手が下)。左右交互に4回繰り返します。