🥋 楊式太極拳 康寧九勢 — 第9式・収勢(最終回)

傅清泉(ジェームズ・フー)先生 / 日本語解説付き

第9式・収勢

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「最初の起勢でも5回の呼吸を行いましたが、この収勢でも5回の呼吸を行います。今回の収勢では膝を曲げて沈み込む動きが加わり、前までに習った動作で高まった"気"を穏やかに整える(理順)という非常に重要な目的があります」
第9式&収勢:渾元灌頂(こんげんかんちょう)

第8式「童子賀壽」の終わりから繋がります。計5回の呼吸を行います。

第1〜3組(沈み込む動き) 両腕を体の両側から引き上げながら鼻で息を吸い、手のひらを向かい合わせながら膝を曲げて沈み込み(下蹲)、口から息を吐きます。 ※横から見たときに「絶対にお尻を後ろに突き出さないこと」。お尻とお腹を引き締め、手は常に体の正面に保ちます。
第4組(腕を天に向ける動き) 再び腕を開きながら息を吸いますが、ここでは膝を曲げずに立ったままにします。前腕を回して手のひらを上に向け(旋臂)、息を吐きながらリラックス。肩と肘はストンと下に落としますが、手のひらは「天を支えて持ち上げているような感覚」をキープします。
第5組(灌頂:エネルギーを注ぐ) 頭のてっぺん(百会)からエネルギーを注ぎ込むように息を吸い、手のひらを下に向けて押し下げながら息を吐き、気を下へと下ろします
🌟 結びの動作:固丹田(こたんでん)

体に気を収めるための仕上げです。おへその下にある「丹田(たんでん)」に手を当てます。

手の重ね方方法
男性左手が外側(右手を内側にして丹田に当て、その上に左手を重ねる)
女性右手が外側(左手を内側にして丹田に当て、その上に右手を重ねる)

手を丹田に当てた状態で、時計回りに3周、その後反時計回りに3周ゆっくりと回します。この間は自然な呼吸で、全身を完全にリラックスさせます。最後に両手を太ももの横に戻して完了です。

💡 「天を支える感覚」と「丹田に気を収める手の重ね方」を意識してリラックスして締めくくってください。